ヴォルハ所有のアンティークシルク製ハット

200 €
ある日、昼の真ん中、雑草に覆われた野を荷車で渡っていた。
すると道の向こうから、何かの玉が転がってくる。
馬は驚いて立ちすくみ、玉はまっすぐこちらへ。
身動きが取れず、ただ見ているうちに、玉は目前まで来た。
そのとき、自分が転がりはじめたように感じた。
玉は荷車に乗り、わたしとともに家へ向かった。
だが怯まず、帽子を脱ぎ、掌に唾をかけ、狼の姿に変じ、
荷車に追いついてその玉を飲み込んだ。

19世紀末ロシア製アンティークハット。全て手縫い。ブラックシルク、グレーシルク裏地使用。
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