#4 縞模様のグレーリネン ベーシックジャケット

夜、村から家へ向かう男。月が低く、道は白く光る。毛皮の上着を着た者が向こうから来たが、影がない。男が声をかけても返事はない。足跡も見えぬ。男が十字を切ると、毛皮は獣となって崖を転がり、消えた。

このオーバーサイズジャケットは、20世紀前半の農民用作業着を基に、ロシア民族学博物館のコレクションから復刻されました。

19世紀末の伝統的なロシア布「ペストリャード」の復刻版を基に、シベリアで特別に織られたもの。ウズベキスタン産のアイボリーホワイト・ウォッシュドコットン裏地。植物性タンニンなめし革ボタン。魔術的な一着。